妖夢 (修正)

2007.06.27 Wednesday

妖夢 (修正)

直してみました〜 調べもせずお恥ずかしい

>JFK様 分かりやすい解説、大変参考になりました どうもです!
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コメント
わざわざ描き直していただけるとは感激です。
これからも楽しみにしていますので頑張ってください〜
  • by JFK
  • 2007/06/27 12:34 PM
せっかく教えていただいたので…^^>
ありがとうございます〜頑張ります!
  • by いわもと
  • 2007/06/27 10:38 PM
 初めまして〜。Coolier絵板でいつも楽しませて頂いています「名前をください」ことMya(みゃ)と申します。
 刀は「差す」で刃が上に来るよう腰帯に差し込みますが、逆に太刀は装具を使って腰帯に「佩く」ので刃が下になります。雑学みたいな感じで参考にしてやってくださいませ。
  • by Mya
  • 2007/06/29 10:33 PM
Mya様

はじめまして〜
わわ こちらこそお世話になっております。
なるほど…刀の長さで装着の仕方が違うんですか〜
妖夢だと長い方の刀は佩いていることになるんですね…
ぜひ描く時に参考にしたいと思います。ありがとうございました!
  • by いわもと
  • 2007/06/30 12:23 AM
 はうっ、すいません説明不足でした。少し訂正をばさせて戴こうと思います。
 「太刀」とは日本語の意味として「長い刀」との訳がありますが、日本刀を厳密に定義する上で、「太刀」と「刀」は「装具を使用して腰帯に結びつけるか否か」を判定の基準とします。つまり、鞘に結びつけられた(「足金物」)二本の紐(「下緒」)を使って腰帯に結びつけるのが「太刀」、現代の居合道のように、腰帯にそのまま差し込むのが「刀」となります。尚、「野太刀」は太刀の中で特に長大なものを差しますので、この場合に使用される「太刀」はそのまま長さを差して頂いて構いません。所謂「武士」は帯前、つまりおへその辺りに小刀を指し、大刀を左腰に差しています。「太刀」と「刀」の最大の違いは携行する方法と覚えておかれると宜しいかと思われます(詳しくはNHK出版「知るを楽しむ2006年4月号」をご覧くださればと存じます)。
 さて、先の二の轍を踏むわけには参りませんので、妖夢の使用している「楼観剣」及び「白楼剣」について、若輩ながら私めが解説させて頂こうと思います。
 まず、「白楼剣」について。こちらは鍔がない直刀にも近い形の彎刀ですが、長さが尋常ではありません。人の背丈ほどもある彎刀は、江戸時代の律令で所持を禁じられていた為、創られることはまずありませんでした(大刀二尺三寸五分→約70.5センチメートル、小刀一尺六寸→48センチメートルが規定=「定寸」)。幻想郷が隔離されたのは廃刀令があった明治初期ですから、妖夢が持っている「楼観剣」は平安時代中期から桃山時代の文禄年間に創られた「古刀」という分類に属するものと予想されます。反りが極めて浅いので、古刀期のそれも初期に創られたものでしょう。「倭刀」とは基本的に湾曲した反りのある刀を指す言葉で、妖夢より以前、奈良時代などに造られた反りのない「直刀」は日本刀に分類されません。其処から類推するに、妖夢の「楼観剣」は「太刀」の中でも特に長大な「野太刀」に分類されます。刃文は分かりませんが桜の紋様が彫られた柄(鹿の角か、貝の一種と思われます)は美しい限りです。が、鍔がないので白兵に向くとは思えません。恐らく、斬り結ぶことなく少ない打ち数で切り伏せるのが彼女の本領なのでしょう。
 ……といいつつも、あくまでこれは人の世を妖夢に当てはめたものであり、「楼観剣」は妖怪が鍛えた刀である為、この限りではないかも知れません。つまり、よく分からないということです。スイマセン……。
 さて、「白楼剣」です。糸巻きが美しいながらも装飾は楼観剣に比べて装飾が乏しく、鍔も一般的で作風を見ることは困難です。こちらは「楼観剣」と違って切れ味が良くないそうですから、日本刀としての価値は落ちます(幽霊を切って成仏させることが出来るという価値はどれほどのものなのでしょうね……)。長さに関しても特筆するべき所はなく、至って普通の脇差しですね。ですが、こちらも反りが浅く、ほぼ直刀に近い造りです。この点のみから考察すると慶長年間から江戸時代後期の安永年間末まで造られた「新刀」に類推するものがあります。戦国時代を過ぎて平和な時代になると、反りも浅くより細い刀が多くなってくるのです。
 ちなみに「日本刀」ですが、これらを持つことが国是とされた時代は戦国期ではなく大政奉還があった江戸期末期であり、実際に「日本刀」という言葉が使われ出したのも同時期になります。ですから、一番、「日本刀」が使われていたであろう戦国期には「日本刀」自体、それほど重要視された武器ではなく、負傷者の割合で提示しますと矢傷、鉄砲傷が二位、三位が槍傷、四位が礫傷、五位に漸く刀傷が出てきます。これらの統計から見るように、戦国時代に最も多用されたのは弓や鉄砲の遠距離武器ということになります。日本刀は単体で甲冑を貫けるほどの破壊力もなく、かつ目釘で柄を止めるという構造から槍と比べても信頼性に劣っていました。幻想郷では弾幕ルールが定着していますから、恐らくそういった理由から日本刀が重視されることはないものと思われます。が、妖夢は白玉楼の侵入者に問答無用で斬りつけるらしいですね。ううむ、人の身丈ほどもある長刀を片手で扱い、しかも五輪の書を堅実に守る二刀流幼女。凄いです。

 長々とすいません。お気が向きました時に呼んで頂ければと存じます。
 私よりお詳しい方がいらっしゃったら、是非とも補足の方、宜しく御願いします。
  • by Mya
  • 2007/06/30 8:11 PM
 あうん、最初の項目が「楼観剣」ではなく「白楼剣」になってますね。スイマセン、誤字です。気を付けたつもりだったのですが……。私の目が節穴でした。
  • by Mya
  • 2007/06/30 8:17 PM
わ、大変詳しく書いていただいて。感服いたしました…
装具を使用して装備するかどうかで太刀か刀かを判断するということで、それによって携行する際の刃の向きも違う、ということでしたか。長さで刃の向き(装備の仕方)が変わるわけではないんですね、なるほどです。

「楼観剣」「白楼剣」についても詳しい解説本当にありがとうございます〜知識が皆無ですのでとってもありがたいです;
「楼観剣」が野太刀ということは、太刀で、且つでかいので装具で背中に背負う形になるということですよね(「野太刀」で検索したところ背負うことが多いようでしたので…)。
一方「白楼剣」は妖夢の場合背中側に「差し」ているってことで合ってるでしょうか〜
あ、あと「楼観剣」に鍔が無いことに今更気づかされました…うーん 妖夢好きとはとても言えないですね;

いえいえ、本当に助かりました。読解力が足らなくて申し訳ない限りです;
妖夢を描く際に、度々読ませていただきたいと思います〜
  • by いわもと
  • 2007/07/01 12:46 AM
なるほど勉強になります。

公式絵で登場するときは刀持ってないとか抜き身のままとかが多いですからね〜

楼観剣は長すぎてどう持たせればいいか悩みどころではありますね。

いわもとさん風に「絵になる持たせ方」を考えるのが一番近道だと思います。
  • by JFK
  • 2007/07/01 8:48 PM
>JFK様

実は公式絵で悩んでました 苦笑
そうですね、
Mya様の解説も参考にさせて頂きつつ、かっこよい持たせ方を自分なりに探してみようと思います^^
  • by いわもと
  • 2007/07/02 12:11 AM
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